マイクロスコープを使用したむし歯治療

むし歯の治療でマイクロスコープを使用するメリット

むし歯の治療でマイクロスコープを使用するメリット

マイクロスコープを使ってむし歯の治療を行うメリットは、歯の削る範囲を最小限に抑えることができることといえるでしょう。20倍まで拡大しながら治療をすることができるため、むし歯菌に侵されている部分や、前に治療をした細かい部分も見逃さずに治療をすることができるのです。

保険治療との違い

当院のむし歯治療は、保険適用のものとマイクロスコープをはじめとする保険が適用されない自由診療の2つがあります。それぞれに使用できる薬剤や医療機器の違いや費用の差など、どちらにもメリットとデメリットがあります。これらの特徴を下記の表で解説します。

むし歯治療 自費診療 保険治療
特徴 メリット ・削りすぎを防止できる
・むし歯の再発リスクが低い
・前に処置した内容を確認しながら治療ができる
・体に負担の少ない薬剤を使用
・保険適用のため治療費の負担が少ない
デメリット ・治療時間が45~60分と長い
・自由診療となるため、治療費が高額
・むし歯の再発リスクがある
・指定の薬剤しか使用することができないため、補修した箇所に隙間ができる可能性がある
・むし歯の穴が深い場合は、神経が感染するリスクがある
使用する医療機器
20倍まで拡大できるマイクロスコープ

拡大率3倍のルーペ
1回あたりの治療時間
45~60分と長めの治療時間
15~30分
通院回数 むし歯の進行具合によってさまざま むし歯の進行具合によってさまざま
使用する薬剤
低刺激で膨張性と持続的に殺菌効果があるMTAを使って神経を保護する

刺激が強く、収縮しやすい薬剤を使用するため、治療した部分に隙間ができやすい
汚染
歯にラバーダムというゴムのシートを張ることで、唾液やばい菌の侵入を防止でき感染がしにくい

唾液によって汚染しやすいむし歯が深い場合は、神経部分が感染する可能性がある
保険の適応
全額自己負担
保険が適用されない
保険が適用される

他院で抜髄・抜歯と言われた方の治療

他院で抜髄・抜歯と言われた方の治療

抜髄(ばつずい)とは、歯の神経である歯髄(しずい)を取り除く処置のことを言います。むし歯が進行すると、歯を削るだけでなく、抜髄や抜歯が必要なケースもあります。

ただし、マイクロスコープをはじめ優れた医療機器、むし歯に関する知見や経験などが揃うことで、これらの処置を行わずにむし歯を治療することも可能になりました。これは、まさしく医学の進歩といえるでしょう。

他の歯科医院で抜髄や抜歯が必要といわれた場合でも、ぜひ一度当院にご相談ください。神経や歯を抜いてしまってからでは、再生はできません。まずは、詳しい口腔内の状況を確認したうえで温存治療ができないか確認してみてはいかがでしょうか。

相談だけの場合は15,000円(税別)です。

きど歯科のむし歯治療の特徴

複数台のマイクロスコープを導入

複数台のマイクロスコープを導入

MATセメントは、むし歯治療で削った穴を補修するための薬剤です。むし歯菌や歯周病菌などの細菌を殺菌する作用があるうえに、悪くなってしまった組織を再生させる作用もあります。セメントという表現のため、安全性を気にする方もいらっしゃると思いますが、もちろん体に優しく害がないお薬です。

むし歯が進行して神経が弱っている症状の場合に、当院ではあえて神経の一部を削ることがあります。その後丁寧に消毒を行い再生効果があるMATセメントを注入。このような治療を行うことで、弱っていた神経を健康な状態に回復させるのです。ただし、あくまでも神経が生きている症状のみ、効果が見込める治療法といえるでしょう。

治療費(税込)

歯型 3,300円
MTA 44,000円
MTA以外の薬を使用する場合 11,000円
つめ物 66,000円または77,000円/箇所

※治療費はすべて税込です。
※歯型以外は、保険が適用されず自由診療となります。

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診療時間 日・祝
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14:30~18:00

休診日 木曜/日曜/祝日
14:00〜17:00
※初診最終受付は午前12:00/午後16:30(土曜午後は16:00まで)